はじめに
みなさんこんにちは!ゆゆゆと申します。いきなりですが履いていないスニーカーはどのようにして保存していますか?特に有名なコラボのスニーカーであったりお気に入りのデザインのスニーカーは鑑賞用として履かない人も多いと思います。
中にはアクリル板のケースに入れたりして保存している人もいると思いますがそんなスペースがない!と言った人向けにシューラップを使った保存の方法を紹介していきたいと思います!
そもそもなぜ壊れるのか
スニーカーを履き潰してしまうのはしょうがないとして、スニーカーを全然履いていないのにボロボロになってる!という経験をした人もいるのではないでしょうか?
その原因となるのが加水分解という化学反応になります。加水分解とは簡単にいうとポリウレタンやウレタンゴムなど水に弱い素材が水と反応して分解されてしまう化学反応のことです。
本来スニーカーを履いているとソールにある水分を外に出すことができますが、履いてないで放置したままですと水分をずっと含んでいる状態にってしまいます。保存状態によっては履かない場合でも10年ちょっとしか綺麗に保つことはできません。
保存の手順
保存するためにどのようなことをするのか簡単に4つの項目にまとめてみました!
- スニーカーを磨く
- シューキーパーを入れる
- 乾燥剤を入れる
- シューラップを使う
以上の4つのステップで解説していきたいと思います!では実際にやっていきましょう!
今回使用するスニーカーはこちらです!!!

adidasとDRAGON BALLがコラボしたスニーカーですね!しかも筆者の大好きなフリーザをイメージして作られた一足です笑
1. スニーカーを磨く
まずは汚れがないかしっかりみて、綺麗に磨きましょう!僕はジェイソンマークと言うシュークリーナーを使っています。使い方はこちらの通りとても簡単です!
- ブラシを水に浸しその上にジェイソンマークをかける
- スニーカーの汚れているところをこまめにブラッシングする
- タオルで泡を拭き取る
- 風通しの良い場所で乾かす
2と3は汚れに応じて綺麗になるまでやっちゃってください。そして乾かす時は湿度の低く風通しが良い場所で乾かすのがベストです。しっかり水気をとりましょう!
2. シューキーパーを入れる
シューキーパーとはなんぞやと言う方もいると思います。シューキーパーは靴の形をキープして長持ちさせてくれるスニーカー保存のためには欠かせないアイテムになります。素材はできるだけ水分を吸収してくれる木製の物をお勧めします!
3. 乾燥剤を入れる
乾燥剤はできるだけ空気中の水分を吸収し、湿気がたまらないようにするために入れます。繰り返し使えるシリカゲルという乾燥剤がお勧めです。
4. シューラップを使う
タイトルにもあるようにシューラップを使った保存方法を写真を使って説明していきたいと思います!
もうすでに綺麗に磨いてシューキーパー、乾燥剤を入れた状態からスタートします。
1.シューラップにスニーカーを入れる

爪先から入れるようにして画像のように爪先が袋の角に当たるように入れるようにしましょう!
2. ヒールとソールの部分をセロハンテープで止める


袋の入り口とソールの部分を空気が入らないようにたたみ、セロハンテープでしっかりと止めます。この時にできるだけ空気を抜くようにして折りたたみましょう。
3.ドライヤーを当てて収縮させる
熱を当てる時はソールとヒールから先に当てていきましょう!ソールの部分は平で比較的簡単にできます。全体に熱が広がるようにドライヤーなどで熱を加えましょう。

ソールとヒールに熱を与え終わったら次はサイドの部分に熱を当てていきます。サイドの部分はへこんでいたりするのでできるだけ空気が含まれないように気をつけましょう。

そしてサイドが終わったら最後爪先から足首にかけてのラインに熱を与えて終了です。最後の部分も気を抜かず丁寧に空気が入らないように熱を当てていきます。

完成!
以上の流れで完成になります。保存する場所は最初の方でも言った通りに湿度の低いところにおくようにしましょう!この保存方法は加水分解を絶対避けれるわけではなく加水分解になるのをできるだけ遅らせることができる方法なので注意してください!

まとめ
今回はできるだけ加水分解になるのを遅らせるスニーカーの保存方法を紹介しました!これが正解というわけではなく保存方法は人それぞれ違うと思います。しかし水分を極力遠ざけるという点では皆さん共通の部分になると思うので今の保存方法と違ったとしても心配する必要はありません。それではこの辺で終わらせていただきたいと思います!
最後までご覧いただきありがとうございました!